« 2006年01月 | メイン | 2006年03月 »

2006年02月08日

朝型

ここ数日、生活のリズムが完全に朝型になっています。
朝、7時前後に起き、朝食をしっかり食べ、ファミレスやカフェに行き、昼までの3、4時間集中して書いています。午前中がいちばん集中できます。

こんなことって、ありえないことでした。
僕は今まで完全に夜型でした。ひどいときには朝8時や9時まで起きていて、それから寝て、夕方起きるものだから、太陽を見ずに一日が終わることもしばしばでした。
それではかどっていたならいいのですが、だらだらと時間が過ぎるばかりで、手当たり次第に本ばかり読んでしまい、全然集中して書けていませんでした。試験前になぜか部屋を片付けたくなる心理と同じで、書かねばならない状況であればあるほど、本を読みたい欲求に屈し続け、ほとんど一日中本を読んでいたりしました。本を読むことも書くことの一種だといういい訳があるからなおさらです。

完全に昼夜逆転しながら一日中本を読むということを何日か続けて、どう考えてもこれは書くことを先送りにしているだけだと痛感し、そういうことがつくづく嫌になり、ある朝9時に、これから眠ることに嫌気がさし、思い切って「今、目覚めたということにする」と仮定し、顔を洗い、朝食をとり、バッグに原稿とパソコンを入れてカフェへ行ったら、思いの外はかどりました。

驚いたのは次の日です。目覚ましをセットしたのに、なんとその時間よりも前に、自然と目が醒めたのです。こんなこと、以前いつあったか分からないぐらい久しぶりの出来事でした。事件と言ってもいいほどの出来事でした。そして、ちゃんと朝食を摂り、朝の散歩もし、それからファミレスへいき書いたら、はかどりました。それ以後は味をしめ、朝はちゃんと目覚めています。しかも、日に日に目覚める時間が早くなっています。理想は日の出と共に起きることで、もう少ししたらそうなるのではないかと思います。

まだ、試行錯誤を続けながら生活のリズムを探っている状態です。全ての時間を使える状態になってつくづく思うのは、自己管理の難しさです。放っておいたら僕は底なしに自堕落になってしまいます。たぶん、一昔前の作家がそうであった影響で、そういうめちゃくちゃな生活から言葉を紡ぐのではないかという思い込みがあり、昼夜逆転でないと書けるわけがないと思っていました。でも、いろいろと試したけれど、そうではありませんでした。少なくとも、いま書いているものは、朝はかどります。

いろいろな生活の細部を自分で律しないと机に集中して向かえません。例えば寝る時は寝巻きに着替えるとか、起きたらすぐに着替えてちゃんと布団をたたむとか、朝食はちゃんと食べるとか、部屋はこまめに片付けるとか、そういう生活の細かい決まり事を、自分で見つけ、自分で決めて、そのルールを守らないと、生活がすぐにめちゃくちゃになってしまいます。

ともあれ、朝型になるということは、僕にとって革命的な出来事でした。明日の朝ご飯は何を作ろうかと考えながら早々に布団にもぐり込む楽しみは、なかなかのものです。生活を自らの意志で律する楽しさを見つけ、喜んでいます。まだまだ試行錯誤の状態ですが「自らに不自由を課すという自由」の素晴らしさを見つけた思いです。

投稿者 tsuyoshi : 13:14