2006年06月01日

ガードを下げる

大阪、京都での写真展を終え、東京に戻ってきて二週間ちかくが経ちました。その間に僕はゆっくりと舵を切り、紀行文を推敲する心の姿勢に切り替えていました。もう、他のことはしないようにします。推敲することに没頭します。

体を動かすことは書くことのいいペースメーカーになるので、ジムでのボルダリングはやるけれど、限界を押し上げるようなクライミングはやらないように気をつけます。いままでに登れた課題を、もっと合理的なムーブで、もっと力を使わないで登ることを主たる目的として登ろうと思います。没頭しないと限界を押し上げるクライミングなどできないけれど、二つ同時に没頭などできるわけがないから、この場合優先順位の関係で書くことを選びます。

書くことに没頭するということは、ガードを下げ、無防備な状態になるということでもあります。
感度を最大限上げるので、些細なことに神経質になり、ぐさりと感じてしまったりする状態になるのだと思います。でもそれは仕方のないこと。多少の傷は受けるしかありません。その分、驚いたり嬉しかったりすることも多く感じられるのだから。でも、いま自分はガードを下げているのだということを自覚することは必要だと思います。自覚していれば、自衛手段も講じられます。

そして願わくば、いつだってこういう状態にいたいものです。堅く殻を閉じても閉じきれるものではないし、せっかくのすばらしいものごとを見逃してしまうのは、やはり残念だから。でも、そうやって生きるには、やっぱりタフにならないと。がんばろっと。

投稿者 tsuyoshi : 2006年06月01日 19:05

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