2006年06月02日
五月のすごくよかったメモ
五月にみた展覧会や映画などの感想。
すごく良かったものだけ、メモ代わりに。
・展覧会「フンベルトヴァッサー展」 京都国立近代美術館にて。
雨や曇りの日の方が、色自体がよくみえるから好きだと、ビデオの中で言っていたのが印象に残る。確かに晴れの日はコントラストが強く鮮やかな色彩になるけれど、色自体の微妙に変化する階調は見えにくい。これから梅雨になるけれど、雨や曇りの日は色の豊かな階調が楽しめるのだと思うと、もう一つ楽しみが増えた気がした。彼の建築の模型も、版画も、すごく良かった。
・映画『かもめ食堂』
こんな言葉が「村上朝日堂」という村上春樹さんのホームページにあった。
40歳を過ぎてなおかつ素敵な女性は、ほんとうに素敵な女性だと僕は思っています。それより若い時に素敵なのは、多くの場合若さの助けを借りているからです。そういう助けなしで、素敵な女性になるというのは、ほんとうに価値のある達成ですよね。
『かもめ食堂』の主人公のサチエさんが、まさにそんな女性だった。これはもうほんとうに「価値のある達成」だと思った。映画の中だけれど、ほんとうに素敵な女性に出会えたことは、ほんとうに素敵な出来事だった。サチエさんがいくつなのかは実際のところよくわからないのだけれど。
・映画『ビフォア・サンライズ(邦題:恋人までの距離)』/『ビフォア・サンセット』
全編、二人の会話しかない、きわめてストレートな恋愛映画。会話することの喜びに満ちた映画。ふたりとも話したいことが山ほどあり、時間は圧倒的に足りなく、たたみかけるように話している姿が、とても良かった。「話す」ということはどんな遊びよりも楽しいことなんだと思った。そして、どれだけ話しても伝え切れない、言葉の苦しさ、もどかしさも伝わってきた。二人の会話があまりにも自然なので、これが演技だということが不思議だった。『ビフォア・サンセット』は、『ビフォア・サンライズ』の続編。
・映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
キューバの老ミュージシャンたちへのインタビューとライブ演奏のドキュメンタリー映画。
とにかく素晴らしかった。キューバ音楽のことは全然知らなかったけれど、心から楽しんで演奏しているということが、シンプルに伝わってきた。こういう素敵な年の取り方は、ほんとうに偉大な達成だと思った。
ひとつひとつとても素晴らしく、感じるものも多く、書きたいこともたくさんなのだけど、やはり見てすぐに書かないと機を逃してしまう。だから今回はメモ程度の感想になってしまった。
それにしても、世の中にはすばらしい作品がほんとうにたくさんある。まだまだ出会っていない作品が山ほどあるのだろう。それは、ほんとうにすばらしいことだけれど、全部見ることなんて絶対にできないから、ちょっと悲しくもある。
投稿者 tsuyoshi : 2006年06月02日 00:49
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コメント
MIXIしってますか?MIXI内で僕が参加している「自転車乗りっ。」っていうコミュニティーで、都内に住んでいる自転車に詳しいライターさんを探している人がいますけど、興味ありますか?
投稿者 チャリダーアキ : 2006年06月06日 21:24
いちおうね、僕もMIXIに入ってるよ。「お友達」はあんまり増えないんだけど。
いまはそういうお仕事は無理かな。お金がなくなったら「雪かき」でも「文化的雪かき」でもなんでもやるけどね。やったらきっと楽しいだろうし。
わざわざありがとう。こんどまた会いましょう!
投稿者 tsuyoshi : 2006年06月07日 03:26
