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2008年11月24日
「Altai Eclipse」展示は今週末(30日)まで
calcutta cafeでの写真の展示がはじまり、連日多くの人と出会い、話しています。
来ていただいた方、ほんとうにありがとうございます。
カフェでの展示なので、写真を前に、お茶をしながらあれこれと話せるのがとてもいいです。
住んでる場所がカフェから近いので、僕がいないときに来られた場合、店主のじょーさんから連絡が入り、すぐに行くことができるのも、この場所で展示したことのメリットです。
このように、多くの人と立て続けに会い、話すというのは、考えてみれば、旅の途中はよくありました。
ジンバブエのハラレ、ナイロビ、ブダペスト、イスタンブール、エスファハン、ラサ、カトマンドゥ、バラナシ、ブッダガヤ等々、それぞれの街の安宿で多くの人と出会い話していました。
そしてその中でも、おそらくもっとも多くの人と出会い、話したのがカルカッタでした。
ここ阿佐ヶ谷のカルカッタカフェでも、ありがたいことに、あのときと同じような感じで、多くの人と出会い、話しています。
展示は今週末(30日)までです。
土日はずっとカフェにいる予定です。
平日に来られる方は、事前に連絡をいただければ、いつでもカフェにいるようにします。
夜の7時以降ならば、だいたい阿佐ヶ谷にいるので、直接店主のじょーさんに言って
呼びだして下さい。(平日の昼は、無理のこともあります。)
お会いできること、楽しみにしています。
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「Altai Eclipse」
8月1日にロシアのアルタイ山脈で皆既日食が見れると、夏の初めに聞いた。
皆既日食とは太陽が月に完全に隠される現象のこと。そのとき空はにわかに暗くなり、太陽の周りに普段は見ることのできないコロナが現れるのだという。僕は皆既日食を見に行くことにした。
日本から西シベリアのノボシビルスクへ飛ぶ。そこから寝台列車とバスを乗り継ぎ、小さな村でおりる。アルタイ山脈を奥へ奥へと歩く。峠を越え、高山植物が咲き乱れる草原をぬけ、氷河に削られた広い谷をさかのぼり、雪山を背にしたシャブリンスキー湖にたどり着く。8月1日午後5時半過ぎ、僕は湖を見下ろす大きな岩の上に腰かけ、皆既日食が始まるのを待った。
月と太陽の円環的なリズムを貫くように現れる白い環
それはあまねくものへと開かれた光景
扉は数分間だけ開き
そして何事もなかったかのように閉じた
***
「Altai Eclipse」
期間:2008年11月16日(日)〜11月30日(日)
場所:calcutta cafe
open:chai time 12:00〜15:30
Dinner time 18:00〜21:30
(15:30から18:00は閉まっているので注意)
定休日:月曜(期間中17日、24日は定休日)
土日は阿佐ヶ谷駅には中央線の快速は停まらないので注意して下さい。
カフェなので1オーダーお願いします。
紀行文はこちらです「アルタイ山脈、エクリプス紀行」
投稿者 tsuyoshi : 17:24 | トラックバック
2008年11月09日
「Altai Eclipse」展示の準備をする日々
写真の展示の準備をする日々です。
今回のロシア、アルタイ山脈の写真は、おもに67判という大きなカメラで撮りました。フイルムはネガカラーフイルム。
撮った中からどれをプリントするか選び、何度も暗室に入り、自分でプリントしています。
カラー暗室は、モノクロとは違い、完全に真っ暗な中での作業になります。(モノクロの暗室は赤い光が点いている)
引伸し機にネガをセットし、カラーフィルターと露光時間の値をセットし、明かりを消し、印画紙をイーゼルに置いて、露光のボタンを押すと、真っ暗闇のなか、セットした秒数だけオレンジ色の光が印画紙に投影されます。
光が、印画紙に吸い込まれていく様子をじっと見て、露光が終わったらまた真っ暗ななか、手探りで印画紙を自動現像機の中に入れ、蓋をして、部屋の明かりを点けます。
しばらくしたら自動現像機からプリントされたものが出てきます。
それを見て、濃さや色を判断し、露光の秒数やカラーフィルターの数値を変え、またプリントするということを繰り返し、ときにどういう色に近づこうとしているのか分からなくなり、ものすごく微妙な色の間を行き来したりしながら、すこしずつ「これ」と思えるものに近づけていきます。
暗闇の中で色を探し、光を紙に焼き付けるという作業には、なにかとても夢中にさせられるものがあり、暗室に入っているときは、時間の感覚がおかしくなります。暗室に入っている間はずっと、とても深く集中し充実した時間をすごし、終わってみると、思いのほかへとへとになっています。
そうやって何度も暗室に入り、時間と労力(とお金…)をかけ、一枚一枚プリントし、自分の手で額装したものを、展示する予定です。
今回の写真の展示は、はじめの一歩です。
これからずっと、撮り続けることになるであろう日食の、一回目。
(正確には日食そのものではなく、日食に表象される「なにか」を追っているのだと思っています。)
日食が、世界に「開いていく」ような、祝祭的な出来事だとしたら、
このように写真を展示することは、ささやかな形ではあるけれど、自分がいままでやってきたことを、社会に「開いていく」ことでもあります。
そのような第一歩を、自分がいま住んでいる町で、友人たちのつながりの中から出会い、自分にとってとても大切な出来事のあった都市の名前を冠した場所で開くことができることが、嬉しいのです。
すこしずつ、でも確実に。
今いる場所から世界へと、開いていくこと。
「世界」ということばが何を指し示すのかは、そのときどきにより様々だけれど、遥かな場所からとても身近な場所までを、ゆるやかに含んでいるのだということに、このごろ自覚しつつあります。
一年ほど前、僕は「次の十年、「根」と「葉」について」という文章を書きました。
それは、三十を前にして、次の十年、「自分」が「世界」とどう関わっていきたいのかを、一本の木ありかたをヒントにして書いたものでした。今回の写真の展示は、あれから一年とすこし経ち、31歳になり、あのときは種になったと思っていたものが、ようやく一枚の葉を生やした、といった感じです。ささやかな形の展示ではあるけれど、こうやって一年前に願ったことが、具体的な形になることがとても嬉しいです。(それにどんなことだって、はじまりはささやかで小さいものなのだ)
展示は16日からです。
期間中土日はカフェにいる予定です。
平日もなるべく居ようとは思っていますが、
事前に連絡をいただければ確実です。
このように展示することは、普段なかなか会えない友人や、
まだお会いしたことのない方とお会いできる機会だとも思っています。
お会いできること、とても楽しみにしています。
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「Altai Eclipse」
8月1日にロシアのアルタイ山脈で皆既日食が見れると、夏の初めに聞いた。
皆既日食とは太陽が月に完全に隠される現象のこと。そのとき空はにわかに暗くなり、太陽の周りに普段は見ることのできないコロナが現れるのだという。僕は皆既日食を見に行くことにした。
日本から西シベリアのノボシビルスクへ飛ぶ。そこから寝台列車とバスを乗り継ぎ、小さな村でおりる。アルタイ山脈を奥へ奥へと歩く。峠を越え、高山植物が咲き乱れる草原をぬけ、氷河に削られた広い谷をさかのぼり、雪山を背にしたシャブリンスキー湖にたどり着く。8月1日午後5時半過ぎ、僕は湖を見下ろす大きな岩の上に腰かけ、皆既日食が始まるのを待った。
月と太陽の円環的なリズムを貫くように現れる白い環
それはあまねくものへと開かれた光景
扉は数分間だけ開き
そして何事もなかったかのように閉じた
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「Altai Eclipse」
期間:2008年11月16日(日)〜11月30日(日)
場所:calcutta cafe
open:chai time 12:00〜15:30
Dinner time 18:00〜21:30
(15:30から18:00は閉まっているので注意)
定休日:月曜(期間中17日、24日は定休日)
ただし初日の16日のみ
chai time 12:00-15:00
Dinner 19:30-21:30。
のオープンになります。
詳しい道順はこちら
なお土日は阿佐ヶ谷駅には中央線の快速は停まらないので注意して下さい。
カフェなので1オーダーお願いします。
紀行文はこちらです「アルタイ山脈、エクリプス紀行」
